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『イースIV The Dawn of Ys』(イースフォー ザドーンオブイース)とは、日本ファルコムのアクションRPGシリーズである〈イースシリーズ〉第4作となるコンピュータゲームの1つ。1993年(平成5年)12月22日にPCエンジン (PCE) SUPER CD-ROM2用ソフトとして発売された。 ファルコムの原案を元にハドソン(現・コナミデジタルエンタテインメント)が開発した『イースIV』のオリジナル作品の1つであり、同時期に同原案から開発された『IV』のオリジナル作品としてはトンキンハウスによる『イースIV MASK OF THE SUN』(スーパーファミコン)がある。 本稿ではゲーム作品『イースIV The Dawn of Ys』に関する記述を中心とし、シリーズや『イースIV』の全体像については原則として扱わない。これらの詳細についてはイースシリーズおよびイースIVを参照。 == 概要 == ファルコムの原案を元に、PCE版『イースI・II』・『イースIII』を開発・発売したハドソンが開発・発売した『イースIV』オリジナル作品の1つ。 『IV』開発の発端であり(詳細はイースIV#開発経緯を参照)、ハドソンとファルコムが密に連絡を取り合って開発が進められた〔「イースの世界はさらに広がる 日本ファルコム、加藤社長に聞くイースの世界」『イースIV冒険ガイドブック』124-127頁〕事から、発売当時はこちらが『イースIV』の正史という扱いであった。しかし2003年(平成15年)に発売された『イースVI ナピシュテムの匣』開発時に行われたシリーズ設定総括後の公式設定では、SFC版を正史として本作をアナザーストーリーと位置づけている〔「イースIV」『イース大全集』14-15頁〕〔「『イース』シリーズ移植作品リスト」『イース大全集』20-21頁〕。 本作はPCE版『I・II』の続編として制作されているため、サラが生存している、フィーナとレアが再登場する、ダルク=ファクトの設定などといった、オリジナルの『I』・『II』の設定とは矛盾が見られる〔前述のシリーズ設定総括後の公式設定では、フィーナとレアを含めた有翼人は、それぞれの使命(フィーナとレアでいえば、ダームを封印すること)を果たした後に昇華することとなったため、ダームが封印された後のストーリーであるにもかかわらず、フィーナとレアが登場する本作はアナザーストーリーとされてしまった。なお、この措置により宙に浮いた格好となったダルク=ファクトの出自を明らかにするために『イース・オリジン』を制作することになる。〕。 2011年(平成23年)7月6日よりPlayStation 3とPlayStation Portable向けのゲームアーカイブスにおいてエミュレート版が配信されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イースIV The Dawn of Ys」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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